COUNTIF関数の応用編 第二弾

↓のように、グループ毎に通し番号をふる方法です。

さて、グループ毎の通し番号とはどういうものか、どういう仕組みか、ちょっと考えてみましょう。
上から見ていった時に、そのグループ名の出現が初めだったら『1』、2回目なら『2』、3回目なら『3』・・・
つまり、
グループ毎の通し番号=出現回数
ということは、
この行のグループ名が、この行より上に何個あるかを数えればよい

なので、条件にあったセルの個数を数えるCOUNTIF関数を使いましょう!
では、具体的に計算式を入れていきます。
セルB2に入れる式は、
セルA2から
セルA2の間に、
セルA2のグループ名と同じセルは何個あるかって意味の
『=COUNTIF(A$2:A2,A2)』と入れます。

この式を、一番下までコピペします。
その方法は、コピペでも、範囲を指定して下方向へコピー(Ctrl+D)でも、
オートフィル(↓参照)でもよいですよ。

すると、グループ毎に通し番号がふられました


ちょっと、計算式を確認してみましょうか。
セルB7には、『=COUNTIF(A$2:A7,A7)』と入ってますね。
セルA2からセルA7の間に、セルA7のグループ名と同じセルは何個あるかって事です。
はじめに、COUNTIF関数の範囲の頭のA2を、A$2と
絶対行参照をしておいたので、
範囲の頭のセル位置は変わらずに、範囲の最後のセルと検索条件のセル位置だけズレていきました。
絶対行参照をしておかないと通し番号にならないので、ご注意ください

今回、計算式を入れる前に、やりたい事を実現するにはどのようにすればよいのか言葉で考えましたね。
言葉で考えて、それを計算式に置換えました。
このように、まず言葉で考えるのが基本です!
「関数知らないし。。」とか「エクセルって難しそう。。」とか思ってる方は
もしかしたら、数字とかアルファベットに抵抗を感じてるのでは?
まずは、言葉で日本語で考えたらいいんです。
日本語で考えたら、ググッたらいいんです。
抵抗感をなくしたら、エクセル君はきっとあなたの味方になってくれますよ

ちなみに、グループ毎の通し番号をふる方法も、他にも色々あります。
COUNTIF関数を使わない方法もあります。
ちょっと言葉で考えてみてください。
posted by Ponta at 19:48|
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